演算子の交換関係
点粒子の場合の独立な力学変数は以下のように選ばれるため、
これからの類推で、ハイゼンベルグ演算子の組をそれぞれ以下のように選びます。尚、添え字の
また、弦座標
弦の異なる点は互いに干渉しないとし、以下のような交換関係を仮定します。
それ以外の交換関係は基本的に0になります。
④左辺の
このとき、以下の交換関係が成り立ちます。
⑥を導く
①を③に代入すると、
両辺を
負号が “
この第1項と第4項は、⑤より0になります。第2項については、
第3項は(2)にるため、これらを代入すると⑥の右辺の符号が “
一方、負号が “
振動モードの交換関係
弦のモード展開は以下で表されます。
光円錐座標の場合は、
このとき、振動モードの交換関係は以下になります。(⑪の導出、⑫の導出)
また、
エルミート性
量子力学と同様に、座標と運動量の演算子はエルミート性を持ちます。
また、振動モードの定義より、以下の関係が成り立ちます。
⑪を導く
⑥に⑩を代入すると、
両辺に次の積分を行うと、
左辺については、
右辺については、以下に留意すると、
以下になります。
(3)と(4)より、
右辺は
となるため、いずれも⑪が成り立つことが分かります。
⑫を導く
(1)の両辺を
左辺の
ここで、⑪と⑧より、
これらを使うと(5)は、
これを
に留意すると、
これより、
また、
右辺の第2項は(7)より0になるため、⑫を満たすことが分かります。
消滅演算子と生成演算子
古典変数での振動モードと展開係数の関係(
より、量子論へにおいては、エルミート共役な消滅演算子
このとき、これは以下の交換関係が成り立ちます。
⑮⑯を導く
⑪より、
従って、
一方、
右辺は


